
1920年代を代表する飛行艇。ドイツ語読みだと「ヴァール」ですね。この頃からクラウディウス・ドルニエ博士のデザインのキーファクターである「プッシュ・プル型エンジン配置」、「どでっとした何の衒いもない翼平面型」が見てとれます。第二次大戦末期のドルニエ335まで連綿と継続してます。さらにドルニエの飛行艇の特徴は、胴体から飛び出したスポンソンでしょうか。これらのアレンジが巨大化した結果が、ドルニエDOXになった、とも言えますでしょう。
RLM02?の単色迷彩は、これまた小林さんの色気が映える独壇場です。イタリアの飛行艇や、もっと後年のショート・サンダーランドあるいは我が二式大艇などと較べるともっさいドイツのデザインですが、なぜか小林さんの作品となると、それがかえって魅力に転じてしまう不思議! 2006.03.15