
<キュレーターから一言>
イシイ ヒロユキさんの最新作。静岡ホビーショー、オービーズ・ブースにて一般初公開された、ハセガワのメッサー109です。今年(2002年6月現在)、私が見たプラモデルの作品の中で、最高に気に入っているものです。もはや生半可なモデラーとは別次元の世界ですね。この表現力は余人の及ぶところではありません。ウェブでは残念ながら再現できないのですが、まるで磨き込んだイタリア産の大理石のような肌をしています。それでいて細部工作も実は超絶。オービーズ例会で途中を拝見させていただきましたが、脚収納部やら、フィレット付け根など裏側になってしまう部分まで寸部の違いも無い仕上がり、それをこれみよがしに見せびらかすのではなく、さらっとしてるところがまた凡百のモデラー諸氏と違い、憎いですね(^_^) さらにいえば、毎週の例会で、石塚昌弘氏による、暖かくも厳しいチェックを経ているので、考証も、現在最も正確と思われます。
<制作者のコメント>
プラ板、伸しランナー、銅線、鉛板等で細部に追加工作。専用のアフターマーケットパーツは使用していません。国籍標識とJG3の部隊マークはイーグルカルデカール、目のマークとスピナーの渦巻きはベタデカールと油絵の具による手描きの組合わせ、機体番号はマスキングによる吹き付けです。
パイロットはアンドレア社のメタルフィギュア[親衛隊将校]から改造。シェパードはヴァーリンデンの物に手を加えてあります。機体・フィギュア共に基本塗装はモデルマスター水性アクリル、仕上げは油絵具を使用しています。石塚さんによると、機首下面の黄色塗装は無い可能性の方が高いそうです。最近出たイーグルカルのデカールでは翼端下面も黄色としていますが、怪しいですね。
今回は最初から最後まで塗装に祟られ、失敗の連続。なんとか静岡合同展示に出品できホッとしました。
この機体を作るにあたり石塚昌弘氏に貴重なアドバイスを頂きました。ありがとうございました。※作者へのメールはこちら。
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| ※上記4葉の写真はヤクルト・タンクさん撮影の画像です。無理を言ってお借りいたしました。この場でお礼をさせていただきます。なお、氏のサイトは「ヤクルト・タンクの小部屋」です。 | |