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" Fw190D-9 lll/JG2"

HASEGAWA 1/32 by Mr.Hude-Ichi

フォッケウルフFw190D-9 lll/JG2 筆一さん作

 筆一さんは、元々三鷹のナカマ模型を根城にしたサークル・MMCのメンバーですが、ナカマ三鷹店閉鎖と相前後して、ナカマ模型西荻店をベースにしているオービーズのメンバーにも合流するようになりました。オービーズは既存のサークルとは異なり、エリアや属性によってメンバーを固定にすることの無い、一種アメーバ的な活動体ですので、それも自然な流れです。かくいう私も何時のまにやらオービーズさんの末席を汚させておりますのですが、何時のまにやら筆一さんとは飲み友達と化し、どうもその超絶技巧の印象より、酒席での風体の印象が、私の中では、どんどん濃くなっていっております(^_^;) 

 さて、筆一さんはハンドルネームからも推察されるとおり、オール筆塗り派です。しかし同じ筆塗りといっても、オービーズのG-50さん、漫画さん、あるいはさかのぼって、G-50さんの同級生小坂勝己さんらの仕上がりとは、少しく雰囲気が異なるような気がします。工作技術も一級でハードモデリングの極地なんですが、そこはそれ筆塗り仕上げによって、屹立した個性がプンプン匂ってくるという作風。一種のウェザリングとか、風雪を偲んで…方面には流れないんです。うーむ、うまく表現できませんね。ま、私のつまらない能書きをこれ以上垂れても仕方ないですので、皆様、筆一さんの珠玉のドーラをウェブ上で充分ご堪能下さい。2004.11.24がらんどう記

<キットの修正点>
 完成してみると、よく出来たキットであります。ストレートに組んでも遜色ないでしょう。
ただし、写真と付け合せて見ていき、気になる個所は修正しました。主翼上半角は胴体へ取り付ける際、下がってしまいます。胴体側を削り、テープで絞込みながら接着しています。
 その他修正点を列挙します。(1)プロペラ形状・角度、(2)カウリングとフラップ、(3)ガンカバー、(4)主脚(ほとんど)取り付け角度が間違っているので注意、(5)翼端厚み不足、(6)脚収納部パイピング、(7)各突起物の金属化

<モーターライズ化>
 カウルフラップパーツは130モータが入るべくトリミングがあり、フィギュアを乗せました。なお、胴体後部のループアンテナ基部にトリム(可変抵抗器)を埋め込みプロペラ回転数が可変となっています。

<塗装色>
 マーキングの決定については最近の資料としてモデラーズアイを参考にした。地味な塗装の多いD9だが、中でもカラフルなものを作りたいという願望でYellow11番に決定。JV44の赤腹は小生として生理的に好まれない。おのずと資料はBroken Eagleとなる。

<RLMカラー>
 迷彩色のRLMナンバーについては疑問点も多く、あくまでも個人の想定です。まず明るい色は76か02か?これは、カラーで残っている空冷フォッケ、スクラップ写真からほぼ76であろうと。中間色は75番グレイヴァイオレット、1地番濃い色は?多分この機体はカウリング、ガンカバーが他からの流用による塗装の剥がれ、主翼ケタ前後の塗装剥がれからタッチアップされたRLM82と勝手に判断しております。小生の場合、原色調合を基本としており、今回もイメージ重視の勝手な調合をしています。

<筆塗り>
 なぜ筆塗りか?それはブラシ塗装が下手に過ぎません。と言うのが第一の理由です。その他言い訳としてのメリットを申しますと(1)ブラシほど臭くない。(2)塗料・シンナーが少量で済む、(3)部分修正が容易、(4)オーバーラップ効果 等でしょうか。今回は全て筆塗りで、デカールは使用していません。

<グロスかマットか>
 ドイツ戦闘機の場合、工場出荷時はつや消しであったにせよ、現地整備兵により、機体表面はつるつるに磨かれていたと解釈しております。小生も半ツヤ?とか従来は思ってましたがIn Focus Colorの登場で考えを改めております。よって、表面仕上げは2000番ペーパを丹念にかけています。コンパウンドや布で磨くことはしていません。

<リベット打ちについて>
 このスケールで主翼構造の複雑なフォッケであれば、リベットを入れぬ訳にはいきません。たまぐりの0,1,2の3種類を使用しています。ピッチは原則1:1を念頭にフリーハンドで彫り込みます。所要1ヶ月。

※下記サムネールの各画像をクリックしますと、w450pixelの画像にリンクします。